アマゾンで現金化するならおススメは? Amazon・Apple・任天堂

コラム
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Amazonでクレジット払いでギフト券を買って、買取サイトに売る

クレジットカードのショッピング枠を現金化する行為は以前から存在していましたが、その還元率は一般的に70%前後とあまり高くありませんでした。特に、金券類(商品券やギフト券)を利用した現金化も一部で行われていましたが、クレジットカード会社がこうした行為を警戒した結果、金券類の購入が制限され、クレジットカードでは購入が難しい状況になりました。そのため、一定期間はショッピング枠を現金化すること自体が魅力的な手段とは言い難い状況でした。

しかし、インターネットを通じたオンラインショッピングが一般化するとともに、従来の紙の商品券タイプに代わり、電子ギフト券が登場したことで、この状況が大きく変わります。電子ギフト券は、クレジットカードを使った決済が容易であり、さらに買取業者を通じて現金化する際の買取率が高いものが多かったため、ショッピング枠の現金化の新たな手段として急速に浸透していきました。

特に、Amazonギフト券を利用した現金化が非常に人気を集めました。Amazonギフト券は、購入手続きが簡単で即時発行されるため、他の電子ギフト券よりも利便性が高いという特長があります。また、Amazonというプラットフォームの圧倒的な利用者数と信頼性が、この方法の普及を後押ししました。その結果、「電子ギフト券を現金化する」といえば、「Amazonギフト券の買取」を指すほどに一般化し、現在でも多くの人がその認識を持っています。

この背景には、電子ギフト券がオンラインでの取引に特化しており、購入者が手軽に入手できる点が大きな役割を果たしています。Amazonギフト券をはじめとする電子ギフト券は、従来の紙の商品券と異なり、物理的な受け渡しが不要で、購入者に即座にコードが送信される仕組みを採用しています。この利便性により、クレジットカードのショッピング枠を使った現金化が手軽になり、短時間で完了する取引として爆発的に広まりました。

また、買取業者の増加もこの現金化の流行を支えました。電子ギフト券は商品としての需要も高いため、買取業者にとっても取り扱いやすいアイテムとなり、結果として競争が激化し、買取率が向上しました。このような背景から、現金化の手段としての電子ギフト券の地位が確立されていきました。

ところが2022年頃からアマゾンギフト券の相場が急激に下がってしまい、現在はAppleギフトカードやニンテンドープリペイドカードの方が買取率が高いため、Amazonでアマゾンギフト券を現金化する人は少なくなってしまいました。

今の現金化する電子ギフト券のおススメは?

ギフト券の買取相場は、そのギフト券種の需要と供給のバランス、それから安全性などの影響で決まります。
常に人気が高い券種は買取相場も高めに設定されて高い値段で取引されていますし、逆に需要があまりない券種は低めに買取され安値で売られています。

Amazonで購入できるギフト券は、Amazonギフトカード以外にも、Appleギフトカード、ニンテンドープリペイド、Googleplayギフトコード、DMMプリペイドカード、Uberギフトカード、Lineプリペイドカード、Netflix、U-NEXT、MetaQuestギフトカードなど色々ありますが、ショッピング枠の現金化に向いているギフト券はそんなに多くありません。

買取率は常に変動しているので「常にこの券種が最高」ということはありませんが、Amazonでクレジット決済で購入できる電子ギフト券の中でも特に優秀な券種をご紹介しましょう。

Appleギフトカード

買取率の変動が結構激しいですが、いま電子ギフト券業界で最も需要があって、買取率が高く、買取時間が短いのが、アップルギフトカードです。今は買取業者もAppleに一番力を入れているので、選ぶのが面倒な方はApple一択でもいいくらいです。

数年前までAmazonが一番人気でしたが、Amazonが転売対策で無茶苦茶没収するようになったことと、アップルがAppleギフトカードでiPhoneやiPadなどのハードも購入できるように変更したことで一気に逆転しました。
2024年現在、電子ギフト券の転売量は、Amazonの5~10倍に成長したといわれています。

Appleギフトカードの相場は基本的に90%前後、高い時は95%くらいで買取られることもあります。楽天ギフトカードも安定していますが、Amazonでは売っていませんし、クレジットカード決済で購入するのが難しいので、残念ですがAppleの方が転売用としては上です。

また需要が非常に高くて、数千円くらいの小さい額面から50万円近い大きな額面まで、他のギフト券と比べて振り込まれるまでの時間が短いです。
以前はAmazonギフト券も高額でも人気があったので買取時間も短かったですが、今はAmazonが転売されたギフト券を残高があっても無効にしたりするので、買取に出しても非常に時間が掛かります。

ただ、Appleギフトカードは円高の時やiPhoneの新作が発表さる前後の数か月は相場が崩れやすい傾向があります。低い時は80%前後まで落ち込んでしまうこともあるので、そういう時は別の券種を買って換金しましょう。

ニンテンドープリペイド

ニンテンドープリペイドも、需要が高く相場が90%前後で安定している優秀な電子ギフト券です。買取業者でも取り扱っているところが多いので換金しやすいです。
Appleよりも買取値が安定していますが、1枚の額面が最高9,000円と低めなので、まとまったお金が必要な時は枚数をたくさん用意しないといけないので大変です。

ただ一つだけ、結構大事な注意点があります。
それは「購入後数日で残高が消えてしまうことがあること」

「そんなわけないでしょ笑」と思う方は、Amazonのニンテンドープリペイドのレビューの★1をみてみてください。Amazonが発行したニンテンドープリペイドが購入後に残高がなくなっている、というレビューが結構あります。
2023年頃からAmazonでニンテンドープリペイドを買って使わないでおくと、ハッカー集団を名乗るメールが届いて残高が消える現象が起きていますが、Amazonも任天堂も全く対応しないのが現状です。

実はこれは電子ギフト券業界では有名な話で、買取業者にニンテンドープリペイドの買取を依頼すると、どこで買ったものかを聞かれて、Amazonで買ったというと普通よりも待たされることも多いです。

ニンテンドープリペイドは買取率が高いのでおススメですが、ニンテンドープリペイドを現金化する時は申し込み直前にAmazonで購入してから、すぐに買取業者に買い取ってもらいましょう。

アマゾンギフト券はダメなの?

2021年くらいまでは、ショッピング枠の現金化といえばアマゾンギフト券でしたが、いまはAmazonが転売対策を強化しているためあまりおすすめできません。

Amazonの転売対策は今に始まったことではないですが、特に2~3年前からは転売するだけでギフト券を没収したり、転売されたギフト券を使ったアカウントを閉鎖したりしています。そのため、買取時にAmazonが無効にしてしまうことがあるので、せっかくクレカで購入したAmazonギフト券も買取業者に振り込まれる前に使えなくされてしまって現金化できないこともあります。もちろん転売したAmazonギフト券のクレカ決済分もキャンセルや支払い拒否はできません。

このような状況なので、Amazonギフト券の取引相場はかなり低くなってしまっています。売値では90%を割り込むことが多いですし、買取相場もリピートで80%を超えるところはあまりありません。

Amazonでクレジットカードで購入するなら、他のギフト券にした方がいいでしょう。
またアマゾン購入ではなく、ポイント交換などの場合も、Amazonギフト券は買い取ってもらえないこともあるので、Appleギフトカードなどを選べるならアマゾンはやめておきましょう。

じゃあGoogleplayはどうなの?

Googleplayも現金化ではよく使われますが、アマゾンと同じく転売対策というか不正利用対策が強力になってきており、ギフトカードを転売するときにギフトコードをロックして一時的に使えなくしてしまうことが多いです。
ロックされるタイミングはギフト券をGoogleのIDにチャージする瞬間なので、買取り金が振り込まれる前にギフト券がロックされてしまいます。

これは特殊詐欺などでGoogleギフト券が盗まれた際に、盗られた本人が被害届を出す前に怪しいものはロックしてしまおうというGoogleの積極的な詐欺対策です。
もちろんこういうのも大事なんですが、普通に自分で買ったギフト券を自分のアカウントに入れるときにもロックされることがあるので、シンプルに使いにくいですよね。

そんなこんなで、最近はショッピング枠の現金化のためにGoogleplayカードを購入する人はかなり少なくなっています。

Lineプリペイドカードは?

Lineプリペイドは、LinePayにも使えそうなので、現金化できないか?とか、高く売れないか?とか考える人も多いんですが…

実はLineはアマゾンで売っている電子ギフト券の中でも最弱なんです。

LineプリペイドカードはLineで使えるのは使えるんですが、Lineストア内でしか使えません。LinePayには使えませんし、もちろん送金することもできません。スタンプ買ったりLine漫画読んだり、ゲームに課金したりするくらいです。

なので電子ギフト券の中でもLineプリペイドカードは買取率がかなり低くて、60~70%くらいでしか売れません。たまにLinePayに使えると勘違いして高額のLineプリペイドカードを買ってしまう人がいますが、Lineプリペイドカードで3万とか5万とかいらないですよね…

アマゾンで換金用の電子ギフト券を買うときは、Lineプリペイドカードは絶対にやめましょう。

クレジットカードはどれがいい?

ショッピング枠の現金化はどこのクレジットカード会社も嫌がりますし規約で禁止しています。枠に余裕がないのに電子ギフト券ばかり買っていると、決済が下りないことも確かにあります。
これはどこのクレジットカードでも、どのブランドでもあることなので【〇〇なら大丈夫】というのはありません。

逆にアマゾンでクレカ決済で電子ギフト券を買うときに使わない方がいいブランドがあります。
ご存じの方も多いかもしれませんが、できるだけ避けたいのは「Amazonクレジットカード」です。

Amazonクレジットカードは、アマゾンが発行するマスターのカードで、アマゾンで買い物をする際のポイントの還元率が高いのと、審査が甘めなことで人気が高いクレジットカードです。
ただこのAmazonクレジットカードは、当たり前ですがアマゾンさんなので、アマゾンで何を買ったかすぐにわかってアマゾンと情報を共有できます。なので電子ギフト券を購入した後に、決済をキャンセルされる確率も高くなります。

実際にAmazonクレジットカードでAppleギフトカードのメールタイプを購入したら24時間以内に「転売目的での購入は規約違反です」というようなメールが届いて、ギフトカードが無効なったケースもあります。

アマゾンでギフトカードを購入する際は、Amazonクレジットカードだけはやめておきましょう。

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