Appleギフトカードを現金化しようとしたら「使用済みや無効になっていた」ということはありませんか?
Appleギフトカードに詳しい人なら原因もなんとなくわかるかもしれないし、わからなくても問い合わせたり調べたりすることで解決するかもしれませんが、現金化するために買っただけなのにそうなってしまうとこまりますよね。
特に現金化しようとしたら「アップルギフトカードが使えなくなってる」なんて買取業者に言われるとかなり焦ると思います。
この記事では、Appleギフトカードが使えなくなるケースと調べ方をご紹介します。

1. Appleギフトカードが使えるか確認する
Appleギフトカードを手に入れた後、そのギフトカードが使用可能かどうか、確認する方法がいくつかあります。買取業者に出す前にコードの残高を確認するようにしましょう。
1-1. ギフトカードのコードを確認
カードタイプのAppleギフトカードには、カードの裏面に「X」ではじまる英数字の16桁のコードが記載されています。このコードは、ギフトカードの認証に必要なもので、通常はスクラッチ部分で保護されています。使用前にこのスクラッチ部分を慎重に削り、コードを確認してください。
メールタイプのAppleギフトカードは、メールに記載されています。購入する場所によってはベンダーコードや注文番号などいろいろ記載されていてどれがコードかわかりにくいものもありますが、「X」ではじまる英数字の16桁のコードがAppleギフトカードのコードです。
1-2. Appleの公式サイトで確認
Appleの公式サポートページを利用して、ギフトカードの有効性を確認することができます。
- Appleのサポートページにアクセスします(https://support.apple.com/)。
- 検索バーで「ギフトカードの確認」や「残高の確認」と入力し、適切なリンクをクリックします。
- 指示に従って16桁のギフトカードコードを入力します。これにより、カードが有効であるかどうか、またはすでに使用済みでないかを確認できます。
有効な場合 … 残高が表示されます
無効な場合 … ギフトコードが間違えている場合は「無効なコード」と表示されます
登録済み … すでにアカウントに登録したものはコードを入力しても表示が変わりません
使用済み … Appleストアで残高が引かれた場合は「0円」と表示されます
1-3. Apple IDに直接チャージして確認
Appleギフトカードは、Apple IDのアカウントにチャージすることで有効性を確認することも可能です。この方法では、カードが有効であれば即座にApple ID残高に反映されます。
- iPhone、iPad、またはMacの「App Store」アプリを開きます。
- 右上にあるアカウントのアイコンをタップし、「ギフトカードまたはコードを使う」を選択します。
- コードを入力するか、カメラでスキャンしてギフトカードを登録します。
- ギフトカードが有効であれば、残高がApple IDに追加されます。無効な場合やすでに使用済みのカードでは、エラーメッセージが表示されます。
ただし現金化が目的の場合は自分のアカウントにチャージしてしまうと意味がないので、公式サイトのの残高確認を使いましょう。
1-4. Appleサポートに問い合わせ
- Appleギフトカードが無効である、またはエラーメッセージが表示される場合は、Appleサポートに直接問い合わせることが有効です。
- Appleの公式サポートサイト(https://support.apple.com/)から、「チャットサポート」や「電話サポート」を利用して、ギフトカードの問題について問い合わせることができます。
- 問い合わせの際には、カードの購入レシートやカード番号を用意しておくとスムーズです。
2. ギフト券が使えない理由

「Appleギフト券が使えない」とひと口にいっても、使えないパターンや理由はいろいろあります。使えなくなってしまったときは、まずはどういう理由でどうなっているのかを確認しましょう。
2-1. ギフトコードが無効
Appleギフトカードの残高が無いのではなく、無効と表示されてしまう時は、コードが間違えている可能性が高いです。特にカードタイプは自分で入力するとミスをする可能性が結構あります。
入力ミスのチェック
16桁のコードが正しく入力されているか、もう一度確認してください。特に「O(オー)」と「0(ゼロ)」
「I(アイ)」と「1(イチ)」
「S(エス)」と「5(ゴ)」
「Z(ゼット)」と「2(ニ)」
の区別が重要です。
他にも、3、8、M、W、は間違えやすいですね。
Amazonで購入した後に「再送」している
AmazonではメールタイプのAmazonギフト券やAppleギフトカードには、購入後に「再送」という機能があります。

これは購入後に、使用前のギフトカードを紛失した場合などに自分で使える機能で、購入後5回まで購入履歴から再送することができます。再送機能を使うとメールでギフトコードが送られてきますが、この時に注意が必要です。
ギフトコードの再送機能を使うと、前に発行されたギフトコードは無効になり、メールで届くのは新しいギフトコードになります。これは単にギフトコードをもう一度送ってもらうという機能ではなく、未使用のギフトカードを紛失してしまったり、人に見えるところに放置してしまったり、ギフトコードを誰かに騙し取られてしまった、というような事情がある時に、購入者自身がアカウントにログインして、古いギフトコードを無効にしてコードを新しくする、という効果があります。
日本語では「再送」というよりも「再発行」の方が正しいと思いますが…。
Amazonでアップルギフトカードを購入したときに、コードがメールで送られてくるまでに結構時間が掛かる場合がありますよね?その際に古いコードが無効になることを知らずに「再送」してしまうと、メールで2つのギフトコードが届きます。先に届くのは「無効になったギフトコード」で後に届くのが「新しく発行された方の使用できるコード」です。
Amazonでアップルギフトカードを購入した方は、わりとこの「再送」の仕組みを知らずにこの失敗をしてしまうので注意しましょう。
カード決済の取り消し(注文キャンセル)
Amazonでクレジットカード決済を使ってAppleギフトカードを購入するときに、クレジットカード会社が購入をさせてくれないことがあります。
タイミングとしては2パターンあって、ひとつは購入時に決済ができないパターン、もうひとつは決済が通って購入もできてメールでAppleギフトのコードが届いたのに、あとで決済が取り消されるパターンです。
前者の場合はもともとAppleギフトカードを購入できないのであとでゴタゴタすることはありませんが、一度購入できてAppleギフトカードがあとでキャンセルされた場合は、使用前ならギフトコードが使用できなくなったり、使用後ならチャージしたAppleアカウントの残高から引かれたりします。
この場合に自分のアカウントに入れていたなら、残高が無くなっても自分のカード決済の支払いがキャンセルされるので問題ありません。
ただAppleギフトカードを現金化して売った代金を受け取った後にアップルギフトカードがキャンセルされてしまうと、売った相手は買い取ったギフト券が後で使えなくなってしまい「ギフト券詐欺にあった」と誤解してしまう可能性があります。実際にカードの支払いがキャンセルされて、自分は使えないギフト券の代金を受け取っているので、第三者からみればギフト券詐欺そのものに見えてしまうかもしれません。
この場合にギフト券と支払いの状態を確認するにはAppleジャパンに電話で問い合わせる必要があります。
2-2. 使用済みになっている
Appleギフトカードは誰かのアカウントにチャージ(登録)するか、Appleストアでギフトカードの残高を使うと、Appleギフトカード自体の残高が無くなります。
Appleストアの残高確認のページで確認すると、アップルストアで使用したギフトカードは残高が「0円」と表示されるのに対して、Appleアカウントにチャージしたギフトカードの残高は「0年」とは表示されず、コードを入れても画面が何も変わりません。
これを知らないと、使用済みになっているというよりも残高確認のページが壊れてる?と思ってしまいそうですよね。
現金化目的でAppleギフトカードのメールタイプを購入したときによくあるのが「自分のアカウントに間違えて入れてしまう」というミスです。Appleギフトカードのコードがメールで届くと、そのコードをタップしただけでAppleアカウントに登録されてしまうことがあります。
その時に、アンドロイド端末で購入している場合はあまり問題ありませんが、iPhoneで届いたメールのギフトコードをタップしてしまうと、iPhoneがサインインしているAppleIDにそのままチャージされてしまうのです。
あまりにも自然に入ってしまうので「自分で買って何もしていないのに、残高が無くなっている!」となってしまう方が後を絶ちません。
これが買取業者に渡した後に発覚することも珍しくなく「絶対に私は使ってません!」といった後に「やっぱり自分のアカウントに入っていました」となるケースが非常に多いです。
自分で購入したメールタイプのAppleギフトカードの残高がなくなっているときは、まずは自分のAppleアカウントにログインして残高を確認してみましょう。
iPhone または iPad で確認する方法
①「設定」アプリを開く
ホーム画面から「設定」をタップします。
②Apple ID にアクセス
設定画面の上部にある自分の名前をタップします。
③「メディアと購入」をタップ
「メディアと購入」を選択します。
④「アカウントを表示」を選択
表示されるオプションの中から「アカウントを表示」をタップします。(サインインを求められる場合は、Apple IDとパスワードを入力)
⑤残高が表示される
アカウント情報画面の上部に、現在のApple ID残高が表示されます。
3. Appleギフトカードが使えない時の対処法

使えるはずのAppleギフトカードがなぜか使えない、焦っても使えるようになるわけではないので、まずは落ち着いて状況を整理しましょう。使えなくなった原因は必ず何かあるはずで、解決しないことはほぼありません。
3-1. ギフトコードが無効な時の対処法
カードタイプの時
カードタイプで使えない場合は、コードの入力ミスの可能性が圧倒的に高いです。特に最近はカメラでギフトコードを読み取って使う方も多いですが、普通の文字認識アプリで読み取ると文字の認識ミスがかなりあります。
まずはギフトコードの入力が間違えていないかどうか確認しましょう。
特にこの4種類は間違の8割くらいを占めるんじゃないでしょうか。
「I(アイ)」と「1(イチ)」
「S(エス)」と「5(ゴ)」
「Z(ゼット)」と「2(ニ)」
「B(ビー)」と「8(ハチ)」
それでも全く問題なさそうと判断したときは、カードのスクラッチ部分を削りすぎたか、逆にスクラッチ部分が少し残っていて別の文字に見えている可能性があります。
カードを指でこすったりよく見直してみて、汚れや破損がないか再確認してください。
またこれは自分で購入したものではなく、人から紙のギフトカードを受け取った場合ですが、ギフトカードが購入時にレジで有効なギフトカードにする処理をされていないと、「アクティベートエラー」というエラーが出ます。ネット上にはコンビニや家電量販店などで万引きしたギフトカードを売っている人がいますが、万引きしたAppleギフトカードは有効化されていないので「アクティベートエラー」になります。レジでミスをしている可能性もゼロではないので、それも確認した方がいいかもしれません。
いろいろ試してもわからない場合は、素直にAppleに問い合わせましょう。電話でないと解決しないことが多いですが親切丁寧に教えてもらえます。
メールタイプの時
メールで届いたギフトコードが無効になっているケースは、ほとんどがAmazonの再送か、クレジットカード会社が後で決済を取り消したかの2択です。
AppleギフトカードをAmazonで購入した場合は、まずは間違えて再送していないか確認しましょう。
確認方法ですが、間違えて再送している場合は自分に送っていると思いますので、自分のメール内をAppleギフトで検索してみましょう。購入した日時に2通違うギフトコードが届いていれば、後に届いた方が有効なはずです。
また注文履歴から「再送」を押してみると、あと何回再送できるかがわかります。5回と表示されていれば1回も再送していませんし、あと4回と表示されていれば1回再送したことがあります。

一度発行されたギフトカードのコードが無効になっている場合で、Amazonで購入していなかったり、Amazonで購入したけど再送していないときは、カード決済に問題がある可能性があります。
この場合はカード会社に「Appleギフトカードの決済キャンセルしました?」と聞くよりも、Appleジャパンに問い合わせてギフトコードが使えない理由を聞いた方が賢いやり方です。
Appleストアで購入して数日後にキャンセルされて残高が減っているということもあります。購入自体がキャンセルされているのでギフトコードが使えるようになることはありません。もし現金化した後だったら返金した方がいいでしょう。
3-2. ギフトコードが使用済みの時の対処法
カードタイプの時
Appleギフトカードのカードタイプで、知らない間に使用済みになっているというのは考えにくいですが、家族など身近な人が使ってしまっていたり、勝手に買取業者に売って姉妹っているケースや、自分で複数枚カードを持っていて、以前使ったり売ったりした使用済みカードと間違えている場合があります。
メールタイプの時
メールタイプの場合は、タップして自動的に自分のアカウントに入っていることが非常に多いです。
自分のアカウントに登録されてAppleギフトカードの残高がなくなってしまうと、ギフトカードを業者に売ることはできません。
ただし、自分のアカウントに入っていて、残高を全く使っていなければ、Appleに問い合わせをして、自分のアカウントからギフトカードに残高を戻してもらえることがあります。100%戻るわけでなく対応するスタッフによっては断られることもあります。
Appleに残高を戻してもらうときはこちらの手順で行います。
①必ず電話で問い合わせる
②自分のアカウントに間違えて登録してしまったことを伝える
③プレゼント用なのでギフトカードに残高を戻してほしいと依頼する
ギフトカードに残高を戻してもらえることになれば残高はすぐに戻るので、念のためアップルストアの残高確認のページで再度確認をしてみましょう。
自分のアカウントに入っておらず、使った記憶も形跡もない場合は、Appleジャパンに問い合わせて、詳細を伝えて調べてもらいましょう。人によってどこまで調べてくれるかは運次第ですが、使用された日時くらいは教えてもらえることが多いです。
4. Appleギフトカードが使えない時のまとめ
無効な場合
入力ミスの可能性が一番高い
Amazonで購入した場合は「再送」した可能性もある
カード会社が支払いをキャンセルすることもある
使用済みの場合
自分のアカウントに入っていることがほとんど
前に買ったり使ったものと、今回買ったものを間違えている
まずは可能性が高いところから調べてみて、ダメならAppleジャパンに問い合わせてみましょう。
【 Apple Store コールセンター 】
電話番号 : 0120 – 993 – 993
(営業時間 : 月〜金曜日 午前 9 時 〜 午後 9 時、 土・日・祝祭日 午前 9 時 〜 午後 6 時)
