Amazonギフト券はキャンセルできる？

Amazonギフト券は便利な電子マネーですが、購入後に「キャンセルしたい」と思うこともあるでしょう。本記事では、Amazonギフト券の購入キャンセルや決済の取り消し、登録済みギフト券の取り扱いについて詳しく解説します。

1. Amazonギフト券の購入をキャンセルできる？
2. Amazonギフト券の購入後、カード決済をキャンセルできる？
3. アカウントに登録したAmazonギフト券は戻せる？
まとめ

1. Amazonギフト券の購入をキャンセルできる？

Amazonギフト券は基本的に購入後のキャンセルができません。これは、ギフト券がデジタル商品であり、一度コードが発行されると、すぐに利用可能な状態になるためです。その性質上、返品や再販ができないため、一度購入したら原則としてキャンセルは不可となります。

ただし、一部のケースでは例外的にキャンセルが認められることもあります。どのような場合にキャンセルが可能か、詳しく解説します。

1-1. キャンセル不可のギフト券の種類

Amazonギフト券には複数の種類がありますが、以下のタイプは購入後のキャンセルが一切できません。

Eメールタイプ（デジタルコード）
- 購入後すぐに指定のメールアドレスへギフト券コードが送信される。
- 送信された時点で利用可能になるため、キャンセルは不可。
- 受取人が誤っていた場合でも、キャンセルや変更はできない。
印刷タイプ（PDF形式）
- 購入後、Amazonの注文履歴からPDFとしてダウンロード可能。
- 一度発行されたギフト券コードは取り消しができず、キャンセルは不可。
- 未使用の状態でも、返品や交換はできない。
チャージタイプ（アカウント残高追加）
- Amazonアカウントに即時反映されるため、払い戻しやキャンセルは不可。
- 誤って購入した場合も、別のアカウントに移動させたり、現金に戻すことはできない。
- ただし、未決済状態（コンビニ払い・ATM振込など）なら支払わなければ自動キャンセルされる。
配送タイプ（プラスチックカード）
- 未発送であればキャンセル可能だが、発送後の返品やキャンセルは不可。
- 一部のデザインカード（ギフトボックス付きなど）は、未開封でも返品対象外になることがある。
- 配送中に紛失した場合はAmazonのサポートに相談する必要がある。

1-2. 例外的にキャンセルできるケース

一部のケースでは、Amazonカスタマーサービスに問い合わせることでキャンセルが認められる可能性があります。

未発送の物理カード（プラスチックカード）
- まだ発送されていない場合、注文履歴からキャンセルできることがあります。
- もしキャンセルできない場合は、カスタマーサービスに連絡すると対応してもらえる可能性があります。
支払いが完了していない場合
- コンビニ払いや銀行振込などで購入した場合、支払いを完了しなければ一定時間後に自動キャンセルされます。
- まだ決済を行っていない場合は、特に手続きせず放置することでキャンセル扱いとなります。
誤った情報で購入した場合
- 受取人のメールアドレスを間違えてしまった場合や、意図せず誤った金額で購入してしまった場合、カスタマーサービスに相談すると対応してもらえることがあります。
- ただし、ギフト券がすでに送信されている場合や、受取人がすでに使用した場合は対応できません。
不正利用が疑われる場合
- クレジットカードの不正使用による購入や、アカウントの乗っ取りが発生した場合、Amazonに問い合わせることでキャンセル・払い戻しを検討してもらえることがあります。
- ただし、証拠の提出を求められることがあり、必ずしも対応してもらえるわけではありません。

1-3. Amazonギフト券購入時の注意点

Amazonギフト券は、原則としてキャンセル不可ですが、購入時に以下の点を確認することで、誤購入を防ぐことができます。

🔹 メールアドレスをしっかり確認する
→ Eメールタイプの場合、誤ったメールアドレスに送信してしまうと、取り消しができません。

🔹 金額を確認してから決済する
→ 一度購入すると、金額変更や払い戻しはできません。

🔹 支払い方法を慎重に選ぶ
→ クレジットカード決済の場合、購入後のキャンセルは不可。コンビニ払いなら未決済のまま放置すれば自動キャンセル可能。

🔹 不正利用を防ぐため、アカウントのセキュリティを強化する
→ 二段階認証を設定することで、アカウントの乗っ取りや不正購入のリスクを減らすことができます。

2. Amazonギフト券の購入後、カード決済をキャンセルできる？

Amazonギフト券をクレジットカードやデビットカードで購入した場合、基本的に決済を取り消すことはできません。これは、Amazonギフト券が即時に発行され、利用可能な状態になるため、通常の商品とは異なり返品やキャンセルの対象外となるからです。

ただし、いくつかのケースでは例外的に対応できる可能性もあるため、詳しく解説します。

2-1. キャンセルできない理由

Amazonギフト券が決済後にキャンセルできない主な理由は以下のとおりです。

Amazonギフト券は即時発行されるため
- Amazonギフト券は購入完了後、数秒～数分以内にギフト券コードが発行されます。
- これは「Eメールタイプ」「印刷タイプ」「チャージタイプ」のギフト券すべてに共通する仕様です。
- そのため、購入後に「間違えた」と気づいても、すでに利用可能な状態になっており、キャンセルはできません。
クレジットカード会社側では決済が確定しているため
- Amazonでの決済が完了すると、クレジットカード会社は即座に請求処理を行います。
- 通常の物理商品とは異なり、ギフト券の支払いは「即時決済」として扱われるため、カード会社側でのキャンセルも不可能になります。
ギフト券の性質上、払い戻しができない仕組みになっている
- Amazonギフト券は金券と同様の扱いとなるため、一度発行された後は返品や返金ができません。
- これは詐欺や不正利用を防ぐための仕組みでもあり、「未使用だから」といっても払い戻しはできません。

2-2. チャージタイプの場合の注意点

「Amazonチャージタイプ」（Amazonアカウントの残高に直接追加するギフト券）を購入した場合、さらに注意が必要です。

チャージタイプのギフト券はキャンセル不可
- Amazonアカウントの残高に直接反映されるため、未使用でも払い戻しはできません。
- アカウント残高として保持され、Amazonでの買い物には使えますが、他人への譲渡や換金はできません。
未決済状態（支払い前）なら自動キャンセルされる
- コンビニ支払い・ATM振込・ネットバンキングで購入した場合、支払いを完了しなければ注文は一定時間後に自動キャンセルされます。
- クレジットカード決済とは異なり、決済前の状態であれば、購入を取り消すことが可能です。
不正利用・詐欺被害に遭った場合はAmazonに相談
- もしギフト券の購入が第三者による不正利用（例：フィッシング詐欺やハッキング）だった場合、Amazonカスタマーサービスに相談することで払い戻しの可能性があります。
- ただし、全額返金が保証されるわけではなく、調査が必要となります。

2-3. カード会社に問い合わせるのはNG？

Amazonギフト券の決済を取り消そうと、カード会社に「チャージバック（返金請求）」を申し立てるのはおすすめできません。以下のようなリスクがあるため、慎重に行動しましょう。

Amazonのアカウントが停止されるリスク
- Amazonは、チャージバックを不正請求と判断した場合、アカウントを一時停止または永久凍結することがあります。
- これにより、今後Amazonでの買い物ができなくなる可能性があります。
ギフト券の残高が消滅する可能性
- チャージバック申請が受理された場合、ギフト券の残高が強制的に無効化されることがあります。
- そのため、すでに利用したギフト券の金額分を返金請求すると、Amazonの規約違反となり、さらに重い制裁を受ける可能性があります。
カード会社による審査があり、必ず返金されるわけではない
- チャージバックは、不正請求などの特定のケースでのみ認められる制度です。
- 「間違えて買った」「やっぱり不要になった」という理由では、カード会社が返金を拒否することがほとんどです。

まとめ：Amazonギフト券の決済キャンセルはほぼ不可能

Amazonギフト券の決済をキャンセルすることは、基本的にできません。ただし、未決済状態であれば注文は自動キャンセルされるため、支払い方法によって対応が異なります。

🔹 キャンセルできない理由

ギフト券は購入後すぐに発行されるため
クレジットカード会社側で決済が確定しているため
ギフト券の性質上、払い戻しができない

🔹 チャージタイプの注意点

アカウント残高に直接加算されるため払い戻し不可
未決済状態なら支払いをしなければキャンセル可能
詐欺や不正利用が発覚した場合、Amazonに相談することで対応してもらえる可能性あり

🔹 カード会社へのチャージバックはNG

アカウント停止のリスクがある
ギフト券の残高が無効化される可能性あり
「誤購入」では基本的に返金されない

Amazonギフト券の購入時は、慎重に支払い方法や用途を確認し、間違えのないように注意しましょう！

3. アカウントに登録したAmazonギフト券は戻せる？

Amazonギフト券を一度アカウントに登録すると、基本的にはギフト券の残高を元のギフト券に戻すことはできません。これはAmazonのシステム上、登録されたギフト券の残高が即時にAmazonアカウントに反映されるため、第三者への譲渡や払い戻しが防止される仕様になっているからです。

ただし、いくつかの例外的なケースでは対応可能な場合もあるため、詳細を見ていきましょう。

3-1. 登録後のAmazonギフト券の仕様

Amazonギフト券を一度登録すると、以下のルールが適用されます。

Amazonの買い物でのみ利用可能
ギフト券残高はAmazonの公式サイトやアプリ内の決済時にのみ使用できます。外部のサービスや他のECサイトでは利用できません。
他のアカウントに移動できない
一度登録したギフト券の残高は、そのアカウントに固定されるため、家族や友人のアカウントに移動させることはできません。ギフトとして渡したい場合は、登録前に相手のメールアドレスを指定して送る必要があります。
現金やクレジットカードへの払い戻しは不可
ギフト券はAmazon内での支払いに限定されているため、銀行口座やクレジットカードに払い戻すことはできません。また、Amazonポイントや他の形式の電子マネーに変換することも不可能です。
一部のマーケットプレイス商品では利用不可
Amazon内での利用といっても、すべての商品に使えるわけではありません。一部のマーケットプレイス商品やサードパーティー販売の商品にはギフト券が適用できない場合があるため、利用時に確認しましょう。

3-2. 例外的に対応されるケース

以下のような状況では、Amazonカスタマーサービスに問い合わせることで特別に対応してもらえる可能性があります。

誤ったアカウントに登録した場合
- 例えば、家族や友人のアカウントに誤ってギフト券を登録してしまった場合、Amazonのカスタマーサービスに連絡することで、適切なアカウントへの移動が可能になる場合があります。
- ただし、対応にはギフト券の購入履歴や登録証明が必要になることが多いため、購入時のメールや注文履歴を用意しておくとスムーズです。
不正利用・アカウント乗っ取りの場合
- Amazonギフト券のコードを第三者に盗まれたり、フィッシング詐欺やアカウントハッキングによって不正に登録された場合、Amazonに報告すれば、調査のうえ返金や別アカウントへの移動措置が取られることがあります。
- ただし、被害を確認するための審査が必要となり、即時対応されるわけではないため、早めの連絡が重要です。
ギフト券が未使用の場合
- もし登録後にギフト券をまだ使用していない場合、Amazonカスタマーサービスに問い合わせることで、アカウントの残高からギフト券を取り消し、別のギフト券コードとして再発行されることがあります。
- ただし、これはすべてのケースで保証されているわけではなく、個別の審査結果次第となります。