Appleギフトカードは、Apple製品やApp Store、iTunes Storeなどで利用できる便利なプリペイドカードですが、一度購入した後にキャンセルや払い戻しができるのか気になる方も多いでしょう。本記事では、Appleギフトカードのキャンセル可否について詳しく解説します。

1. Appleギフトカードの購入をキャンセルできる?

Appleギフトカードのキャンセル可否は、購入場所や購入形態によって異なります。
1-1. Apple公式ストアで購入した場合
Appleの公式ストア(オンライン・実店舗)で購入したAppleギフトカードは、基本的にキャンセル・返品不可です。Appleの利用規約では、デジタル商品やギフトカードは、購入後のキャンセルや払い戻しができないと明記されています。
例外的にキャンセル可能なケース
- 購入直後で、まだコードが発行・送信されていない場合
- Apple側のミスで誤った商品が送られた場合
- 法律に基づいた返品ポリシーが適用される場合
1-2. Amazonや楽天市場などのECサイトで購入した場合
ECサイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)で購入したAppleギフトカードも、基本的にキャンセル不可です。ただし、
- 注文確定前の段階(決済前)
- 未発送の状態(物理カードの場合) であれば、販売元の対応によってはキャンセルできる可能性があります。
デジタルコードの場合は、即時発行されるためキャンセルはほぼ不可能です。
1-3. コンビニ・家電量販店で購入した場合
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニや、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどの家電量販店で購入したAppleギフトカードも、返品・キャンセル不可が基本です。
購入時のレシートには、「一度購入したギフトカードは返品・交換できません」と記載されていることがほとんどです。
2. Appleギフトカードの購入後にカード決済をキャンセルできる?

クレジットカードやデビットカードでAppleギフトカードを購入した後に、カード決済をキャンセルできるかどうかについても解説します。
2-1. クレジットカード決済の取り消しは可能?
通常、クレジットカードでAppleギフトカードを購入した場合、決済後の取り消しはできません。理由は以下の通りです。
- ギフトカードは即時利用可能なデジタル商品であるため
- Appleや販売店の規約で「キャンセル不可」と定められているため
- すでに発行されたギフトコードが使用されている可能性があるため
ただし、以下のケースではカード会社に相談することでキャンセルできる可能性があります。
- 不正利用が疑われる場合(第三者が勝手に購入したなど)
- 購入後すぐにAppleや販売店へ連絡し、発行前にキャンセルできる場合
2-2. デビットカードやプリペイドカードでの決済取り消し
デビットカードやプリペイドカードで購入した場合、クレジットカードと同様にキャンセル不可となることが一般的です。
デビットカードは決済と同時に口座から引き落とされるため、Apple側がキャンセル対応をしない限り、返金を受けるのは難しいでしょう。
プリペイドカード(バンドルカード、Vプリカなど)を使用して購入した場合も、同じくキャンセルは難しく、Appleのカスタマーサポートに問い合わせる以外の手段はほぼないと考えておきましょう。
3. アカウントに登録したAppleギフトカードは戻せる?

AppleギフトカードをApple IDに登録した後、その残高をキャンセルしたり戻したりすることはできるのでしょうか?
3-1. Apple IDに登録したギフトカードの返金は不可
Apple IDに一度チャージ(登録)したAppleギフトカードの残高は、他のアカウントに移動したり、払い戻しを受けたりすることはできません。
Appleの公式規約では、
Apple IDに登録したギフトカードの残高は払い戻し不可 と明記されており、基本的にキャンセルや返金の対応はありません。
ただしAppleIDの残高を全く使っていない状態でAppleサポートに連絡すると、Appleギフトカードに残高を戻してもらえることはあります。これは確実にできる方法ではありませんが、人にプレゼントする予定だったり、売却予定だったりしたAppleギフトカードの残高の場合は、Appleサポートに連絡して確認してみるとよいでしょう。
3-2. ギフトカードの残高を使い切るしかない?
登録したギフトカードの残高を現金化したり、別の決済方法に変更することはできません。そのため、
- App Storeでのアプリ・ゲーム購入
- iCloudストレージやApple Musicの支払い
- Apple製品の購入(Apple公式ストア)
など、Appleのサービス内で利用するしか方法がありません。
💡 裏ワザ的な方法 どうしてもAppleギフトカードの残高を有効活用したい場合は、Apple製品を購入して売却するという方法もあります。
例えば、
- AppleギフトカードでAirPodsを購入し、フリマアプリで売却する
- MacBookやiPadを購入してリセールする
こうすることで、間接的に現金化することが可能になります。ただし、転売目的の購入はAppleの規約違反になる可能性があるため、自己責任で行いましょう。
まとめ
Appleギフトカードは、
✅ 購入後のキャンセルはほぼ不可能(購入場所に関わらず)
✅ クレジットカード・デビットカード決済後の取り消しも基本的に不可
✅ Apple IDに登録した残高を払い戻すことはできないが、ギフトカードに戻すことは可能な場合がある
といった特徴があります。
Appleギフトカードを購入する際は、間違えて購入しないように慎重に手続きを行いましょう。また、使わないギフトカードをどうにかしたい場合は、Apple製品を購入して売却するなどの方法を検討するのも一つの手です。
今後Appleのポリシーが変更される可能性もあるため、最新情報はAppleの公式サポートページで確認することをおすすめします。
